Quality

性能・品質

工法について

在来工法(木造軸組工法)

日本に昔からある伝統工法を簡略化・発展させ、木材を使った建築方法です。土台、柱と梁を組み合わせ、家の骨組みを作り、地震や風などの水平方向にかかる力に対しては、筋交いや耐力面材で強さを出し支えます。間取りが比較的自由で、リノベーションしやすいというメリットがあります。日本の住宅の8割近くがこの工法で建てられています。

2×4工法(枠組壁工法)

19世紀初頭のアメリカで、開拓者がアメリカ大陸の広大な土地に存在する様々な気候でも住み続けることができるよう誕生した工法です。2×4だけではなく、2×6・2×8・2×10などもあります。床・壁・屋根で造られた6面体で建物を支えるので、台風などの強風に強く、耐火・耐震・気密性に優れた工法です。

エアサイクル工法

近年では、高気密高断熱の家づくりが注目されていますが、高気密高断熱の家は建物内に熱や湿気が入りにくいため、建物内に入り込んだ熱や湿気などを逃しにくい構造となっているため、カビや菌が発生しやすくなっているのはご存じですか?

エアサイクル工法は、壁の中を空気が流れることにより、木材を乾燥した状態を保つことができる特徴があります。夏は地面の冷たい空気を壁の中へ流し込むことで、じめじめとした空気が留まることを防ぎ、逆に冬は乾燥して寒いので換気をやめて壁の中に暖かな空気留めることで、じんわりと暖かい空間を保ちます。機械的なシステムを極力排除し、自然のチカラを利用したパッシブデザインを採用しています。

省エネ住宅で重要な外皮平均熱貫流率(UA値)は、0.48w/(㎡・k)と、ZEHよりも高い断熱水準のHEAT20のG1グレードをクリアしていている工法です。愛知県尾張地方でエアサイクル工法を施工できるのはクワケンだけ。日本の気候に適した何年経っても快適な空間を保つ工法を採用することで、永く快適に住み続けることができ、お客様のお子様、お孫様まで住み継がれる家づくりを実現できます。

※鉄骨造によるアパート・マンション・病院・グループホーム等の施工も可能です。ご相談ください。
※お客様のご希望等をヒアリングし、最適な工法をおすすめいたします。

地盤調査・地盤保証・地盤改良

第三者機関である『地盤ネット』による地盤調査を行います。手動式調査の利点である「おもりによる荷重方式(SS式)」を採用し、JIS規格と原理的に整合性の高い調査を半自動式で実現しています。高度解析の結果を「地盤調査報告書」・「地盤解析判定書」にてご報告いたします。安心・安全な住まいが建てられる土地か調べる重要な調査です。

ベタ基礎(基礎工事)

基礎工事は、ベタ基礎・布基礎などがあり、当社ではベタ基礎を採用しています。建物全体を「点」で支える布基礎とは違い、ベタ基礎は建物全体を「面」で支えるため、不動沈下しづらく耐震性にも優れているのです。布基礎よりも使用するコンクリート量も鉄筋量も多いためコストはかかるが、耐震性向上やシロアリ被害を受けにくいなど、メリットの多い基礎です。

筋交い+通し柱金物工法

筋交いによって水平方向に対する強度を上げ、地震や台風時の建物の変形を防ぎます。また耐力壁が適切に作用するために、剛性の高い床構面を作り支えます。従来の在来工法は、柱や梁の接合部分の弱さにより、地震時の揺れによる力で接合部分の離脱や欠損による損壊が多く見られていましたが、当社では、柱と梁の接合部分に「金物接合」と「プレカット仕口加工による接合」を適材適所に計画し施工することにより、強固な構造を形成しています。

地震に強い構造躯体

地震や台風などの強風を受けた時、上下左右・前後など様々な方向へ力がかかり、柱が基礎や梁から離れようとします。こうした基礎・柱・梁などの接合部分の脱着を防止し、強固な構造躯体を構成するために接合金物を採用しており、柱金物や筋交い金物など、接合部分をしっかりと固定し、地震に強い構造躯体を実現しています。

防震吊木

2階で発生した足音や物音など、上下階の音などを抑える遮音性を大切にし、振動波を軽減する防震吊木を採用しています。元々「鉄」より音を伝えにくい素材である「木」だが、2階の床から1階の天井への柱や梁などを通して伝達する音を軽減し、プライバシーの確保された快適な住まいを実現しています。

鋼製束(こうせいづか)

長期間安定した住まいを支えるために、錆に強く床下で高さの調整ができメンテナンスが容易な鋼製束を採用しています。錆だけではなく、湿気やシロアリにも強く耐久性に優れており、従来の木製の床束と比べ腐食の心配もありません。

断熱性能・機能性を強化『アルミ樹脂複合窓』

優れた断熱構造で、窓の室内側に断熱性・防露性に優れた「樹脂」のメリットをプラスしたことにより、高い断熱性を実現したサッシを採用しています。アルミ樹脂複合窓を標準仕様としているが、お客様のご希望や地域によってハイレベルな断熱性を実現した樹脂窓をおすすめすることもあります。

高性能断熱材について(アクリアについて)

優れた断熱性はもちろん、安全・健康・環境にも配慮した高性能なグラスウールを採用しています。天井には「アクリアマット」壁には「アクリアネクスト」、ガラスを原材料としたアクリアは燃えにくく高温に強いという特徴があり、たとえ火災が起こった時でも延焼や類焼の被害を最小限に抑えることができます。最新の細繊維化技術によって一般的なグラスウールと比べて細いガラス繊維を高い密度で絡み合わせたもので、ノン・ホルムアルデヒドで発がん性のリスクも認められておらず、安全で健康にも配慮した断熱材です。

保証・アフター

保証について

白蟻5年・ベランダFRP防水10年・構造躯体10年・雨漏り10年等、保証項目によって保証期間に違いはありますが、2年~10年の保証があります。(メーカー品は1~2年保証)なお、JIOわが家の保険(新築住宅かし保険)に加入しているため10年間保証があり、10年経過したときに検査を受けると、有料でさらに10年保証が延長できます。 ※保険の加入タイプにより、JIOが指定する住宅の性能を維持または回復させる工事(必須メンテナンス工事)が必要です。

アフターについて

お引渡しから2・5・10年の際に1時間~2時間の点検を行います。今後も安心して住み続けていただくために、床下に潜り基礎や床下断熱材のチェックや、床・壁・サッシ・屋根など、細かく点検します。点検時以外でも気になる点やご不明点等ございましたら、担当者がすぐに対応させていただきますのでご安心ください。

第三者検査

JIO配筋検査・躯体検査・完了検査、市役所or確認サービスによる中間検査・完了検査を行います。配筋検査では、図面通りに配筋が正しく配置されているか、基礎の配筋の太さや間隔などを配筋検査でチェックし、躯体検査では、柱・梁・筋交いや外壁パネル等が図面通りに配置され、それらが設計通りの金物で補強されているか、屋根は規定通り造られているか等、配筋検査同様に細かくチェックしてもらいます。 中間検査では、特定工程の部分と特定工程に関わる前工程の部分、また、敷地や接道、建築物の配置など、検査の段階で確認申請書との整合及び建築基準法への適合が判断できる部分が検査の対象となります。お客様に安心して住み続けていただけるよう、第三者による検査は必要不可欠です。